「会ったことないのに、なんでわかるの?」ADHD・ASDの夫の観察力に学んだこと
ぽんさんは、私の部下に会ったことがない。 それでも、私がふと話す職場の出来事に対して、思いもよらない視点から「本質」を突いてくる。 ぽんさんにとってはただの雑談。でも私は、そのさりげない一言に何度も救われてきた。 ADHDとASDの診断を受けているぽんさんが“なんとなく”と口にするその背景には、 相手の気持ちを何度もシミュレーションし続ける、深くて繊細な思考があった。
ぽんさんは、私の部下に会ったことがない。 それでも、私がふと話す職場の出来事に対して、思いもよらない視点から「本質」を突いてくる。 ぽんさんにとってはただの雑談。でも私は、そのさりげない一言に何度も救われてきた。 ADHDとASDの診断を受けているぽんさんが“なんとなく”と口にするその背景には、 相手の気持ちを何度もシミュレーションし続ける、深くて繊細な思考があった。
雷の音にビクビク、ぷるぷる震えるイタグレ・ベル。そんな初めての雷の日、小さな体を膝にぎゅっと押しつけてきた姿が愛おしすぎて…。犬が雷を怖がる理由と、我が家でとった対策を、ちょっとクスッとしながら振り返ります。
会話がスムーズに進むって、当たり前じゃないんだなと思う。 ぽんさんと暮らしていると、そんな気付きの連続だ。しょっちゅう予想外の返答がくる。でも、それでも私はぽんさんと話すことをやめたくない。高校野球を観ながら、ふとそんなことを考えた。
ぽんさんが集中しているときに限って、ベルは「やっちゃいけないいたずら」をする。 叱ったあとのベルの視線に、ぽんさんは言葉を失い、自分を責めはじめる。 これはただの落ち込みじゃなくて、ADHDやASDの特性も関係しているのかもしれない――そう思うようになった。
「夏=暑さ対策」と思っていたけれど、うちのイタグレ・ベルにとっては違った。 耳が冷たくなる、丸まる、くっついてくる——それは、寒さのサインだった。
ADHDの夫に話しかけても返事がない…無視されたと思っていた私が、「そうじゃなかった」と気づくまで。特性を知ることで、少し楽になった私の変化を綴ります。
ASDの特性のひとつ、“ぐるぐる思考”。 一度気になったことを何日も考え続けてしまうぽんさん。 そんな夫を見ていて、戸惑い、時にイライラしたこともある。 でも今は、それも「ぽんさんらしさ」だと思えるようになってきた。
毎日何かしら“事件”が起きる、イタグレ・ベルとの暮らし。靴下泥棒、マスクハンター、ゴミ箱パカパカ職人…どれも困るけど、どれも愛おしい。ちょっと笑えて、ちょっと泣ける、癒し系イタズラ記録です。
突然の虫出現にパニック!「助けて」の気持ちが、なぜか「虫の種類」で返ってきた!?それでも夫と犬に救われて…。思わず涙が出そうになった在宅勤務中のエピソード。
甘えん坊なイタグレ・ベルは、いつも私たち夫婦の真ん中で癒しをくれる存在。 膝の上で眠るぬくもり、布団に飛び込んでくる可愛さ、くりくりの目で見つめるしぐさ…。 ベルがいることで、私たちは「無理しなくていい」と自然に思えるようになりました。
自分の言葉が何ひとつ届いていないように感じて、虚しくなる日がある。 「そうだね、やってみる」と言ってくれても、実際には何もしない夫。 責めたくないのに、責める気持ちが湧く――そんな自分にも疲れてしまう。 これは誰かが悪いんじゃない。私たちの間にある「わかり合いにくさ」の問題だった。
会社の飲み会で、うまく話せない。汗が止まらない。気を使いすぎて疲れ果てる——。ADHDとASDの特性を併せ持つ夫・ぽんさんにとって、飲み会は楽しい場ではなく“耐える場”だった。昔のエピソードとともに、彼が何を思っていたのかを綴ります。