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「会ったことないのに、なんでわかるの?」ADHD・ASDの夫の観察力に学んだこと

ぽんさんは、私の部下に会ったことがない。 それでも、私がふと話す職場の出来事に対して、思いもよらない視点から「本質」を突いてくる。 ぽんさんにとってはただの雑談。でも私は、そのさりげない一言に何度も救われてきた。 ADHDとASDの診断を受けているぽんさんが“なんとなく”と口にするその背景には、 相手の気持ちを何度もシミュレーションし続ける、深くて繊細な思考があった。

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叱ったあとの自己嫌悪と、膝に飛び乗るベルと。――ADHD・ASDの夫と暮らして思うこと

ぽんさんが集中しているときに限って、ベルは「やっちゃいけないいたずら」をする。 叱ったあとのベルの視線に、ぽんさんは言葉を失い、自分を責めはじめる。 これはただの落ち込みじゃなくて、ADHDやASDの特性も関係しているのかもしれない――そう思うようになった。

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「心が狭いのは私?」と悩んだ時に知ってほしい、カサンドラ症候群のこと

自分の言葉が何ひとつ届いていないように感じて、虚しくなる日がある。 「そうだね、やってみる」と言ってくれても、実際には何もしない夫。 責めたくないのに、責める気持ちが湧く――そんな自分にも疲れてしまう。 これは誰かが悪いんじゃない。私たちの間にある「わかり合いにくさ」の問題だった。

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違いと歩み寄り沈黙の裏にあるやさしさ――ASDの夫と私のすれ違いと歩み寄り

ASDという言葉から、どんな人を思い浮かべるでしょうか。 無口で空気が読めなくて、会話がちょっと独特な人? 私の夫・ぽんさんもASDの傾向がありますが、実際に一緒に暮らしてみて感じるのは、「空気が読めない」どころか「読みすぎてしまう」という繊細さ。 一般的なASD像とは少し違うぽんさんの姿を、今回は紹介したいと思います。